Story
4月の中目黒。
桜が並ぶ目黒川沿いのマンションの1室で暮らす友人同士の堤小春と清川彩乃。共に27才。
ふたりは、よく働き、よく遊び、自由を謳歌したルームシェア生活を送っていた。
そんな生活に、変化が訪れる。
5月のある休日。共にランチへ出かけたその席にて、小春は彩乃から突然の妊娠告白を受ける。そして、その子供を産む決断をすでに下している彩乃。今の生活を続けながら子供を育てていくのは現実的ではない、と反対する小春。だが、彩乃に着いて行った産婦人科医で、胎児の映像を目の当たりにし、そばで支えていく決意を小春は固める。
それをきっかけに少しずつ変わっていく彼女たちの生活……。
過去を振り返りながらも変化を受け入れるふたりの、約10ヶ月の物語。
リアルで素敵な映画。
場所や街の色、現代の都会な感じから古風なとこまで映像でも気持ちでもそれを表現できてて、この映画を見てるだけで日本の素晴らしさを感じられました。
今までありそうでなかった内容で、オシャレ風な映画ではなく、しっかりとメッセージを残してくれる。特に今自分が無敵だとはっちゃけてる方にみてもらいたいです。この映画を見たらもっと自分や周りの人を大事にする人が増えそう。
自分も今は親なので懐かしいなと思う場面や、「まさしくこの感じです!」って共
感できるシーンがたくさんある映画でした。
女優さん方も最高でした!!観てよかったです!!
AI アーティスト
女の〝強さ〟に隠れた〝脆さ〟と〝儚さ〟を、
そして彼女達が産み出す〝命〟をこの映画は描いている。
これは、盲目な我々男達こそが観るべき映画だ。
阿部進之介 俳優
視覚と聴覚を満たす美しい描写。
人、感情、風景、空間。
全ての温度が伝わってくるようでした。
現代を生きる女性として、自分と重なるような感情と
リアルなストーリーが苦しくて、儚くて、温かくて。
それぞれの決意や葛藤が愛しいくらい何度も涙が溢れた。
四季の彩りが変化するように織り成す美しい愛の物語。
AMI (AMIAYA) モデル/DJ/「jouetie」クリエイティブ・ディレクター
完璧なオープニングの演出、一瞬で心を掴まれました。
移りゆく季節と揺らぐ心情が旋律を奏でる様に美しく調和していて、
苦しい程の説得力を持っているんです。圧倒的な映像美と劇中の音楽、
回想する記憶の中に潜む影と現実に、実は誰もが心に秘めている感情が
描かれている様に感じました。痛い程リアルで、近い。
"2人の世界"に自分と重なる部分が多くあり、共感すると共に学ぶことが沢山ありました。
私にもいつか来るその時に、背中を押してくれる存在になる映画だ、と。
AYA (AMIAYA) モデル/DJ/「jouetie」クリエイティブ・ディレクター
羊水の中に包まれて
双子の女の子が まだみぬ
この世の世界を空想しながらも
楽しんでるかのような
愛らしく
分岐点なく一本道の産道で
僕らは生きる事死ぬ事を
螺旋のように愛がつながっているんだなとそんな事を感じました
安藤政信 俳優
女の子として生きていること
1人の人間として生きていること
風のように過ぎていく私達の
儚い時間は弱っちくも輝いて
向日葵のように思える。
憧れと希望と不安と友情と
途切れそうになりながら
握り締めて生きる彼女達に
幸せの意味を愛の形を
考えさせられたのです。
セントチヒロ・チッチ (BiSH) アーティスト
色彩、音楽、季節、息吹、生命、東京。
美しい景色が目の前をゆっくりと流れていく映画でした。
はあちゅう ブロガー・作家
等身大の2人だからこそ共感し、また励まされる。
そして、その美しい映像にも心を奪われる・・・・
現代の女性にぜひ観てもらいたい作品がここに登場しました!
近いからこそ踏み込めない真実も一番に気付けるその弱さも
代わりのないあなたと私だからなんだと心に空いたピースが
優しく埋まっていく感覚を知りました。
四季の移り変わりと共に彩る映像は美しく、
今はただ大切なあの子に会いたいです。
堀田真由 女優
女と女の物語。
仕事、恋、友情、結婚、妊娠、年齢、性別、
脳裏に浮かぶ言葉達を自由に私達の色で紡いでいく。
カテゴライズされない新しい形がどんどん生まれる予感がした。
芋生悠 女優
目まぐるしく変化していくこの時代で、
私たちミレニアル世代が突き当たる結婚や出産、キャリアの葛藤。
終始自分と重ね合わせて画面から目を離せませんでした。
等身大の彩乃の姿に心が動かされること間違いなし、
毎日を精一杯生きる人すべてに見てほしい作品であると感じました。
楫 真梨子 ファッションライター
酔った朝昨日を想い出していく目眩のような。
分かってるけど進まずに居れない想い。彼女たちのその覚悟の虹を仰ぐ姿にエールを。
片岡礼子 女優
「血の繋がっている」子への愛。
「血の繋がっていない」者同士の愛。
これら2種の愛が絶妙に交錯する事で、見た事のない素敵な色の、愛の物語となっていました。
その観点でもし副題をつけるなら、「恐竜のベッドメリー」かな。
前田 裕二 SHOWROOM株式会社 代表取締役社長
とても特別な関係の2人の生活が変わっていく不安と、
歩み寄っていく姿は妙にリアルで強さを感じました。
春夏秋冬で景色が変わっていく映像が綺麗でずっと見ていたかったです。
エンディングで自分の曲が流れて不思議な気持ちになりました。
Mamiko(chelmico) アーティスト
どのシーンで一時停止をしてもカッコいいっていうのがわたしの好きな映画を
構成する要素の一つなんですけど、この映画もまさしくそういった映画でした。
そして、ついついカッコいい映像に見惚れてしまうけど内容が本当に鮮明で。
ただ綺麗ってだけじゃない。
生き方がちゃんと現代にアップデートされているところに非常に感銘を受けました。
私もこうしなきゃ、ああしなきゃって固定観念で動きそうになるけどそうじゃなくて、
この2人のように目の前のことにひたむきに、日常を送っていけたらいいなと思いました。
おーい! 小春! 彩乃! あなたたち、本当に素敵よ~!!
Rachel(chelmico) アーティスト
艶やかなファッション誌をめくっている様で
そこに描かれる生々しい女性と言う生命体
そんな"光と陰"を双方から感覚的に描かれた本作は
女性本来の美しさそのものな気がした
斎藤工 俳優・映画監督
季節や生活の温度・音・色が心に染み渡るような映画。
まばゆく心地良い映像に乗せられた、深いテーマ。
女性の胎内で小さな命を育み産み出す、人生の中で最も奇跡的で神秘的な時間。
その十月十日の心の揺らぎが、
苦しい程リアル。今まで「自分」が主語だった人生にやってきた小さな小さな尊い命。
向き合う彼女の勇ましさに心打たれた。
笹川友里 アナウンサー / VERY モデル
ふたりの少女、ふたりの女性。
ふたりだからこその温度と質感。
触れてみたくなりつつ、俯瞰で居たい。
中目黒の川沿い。可愛いお部屋。
自分の意思をしっかり身に纏うふたり。
お互いを選択して、お互いを洗濯していく。
ラストの2人を観ていたら、
私ももう少し東京で頑張れる気がした。
佐津川愛美 女優
この映画を見ると「中目黒」という街が見える。
街が見えるからそこにリアリティーがある。
目黒川を歩いて、今日すれちがったかもしれない女性がそこにいる。
誰だって、みんな一生懸命生きているんだ。
その街に行きたくなる映画、素敵だ。
背中を優しく押してくれる映画です。
鈴木おさむ 放送作家
東京の街がまるで水彩画のように美しく切り取られてゆく。
その色彩に揺蕩うように生きるふたりの姿が儚く危うい。
阿部純子の眼差しに脳が震えた。今後の日本映画はアベジュンに支配されるに違いない。
恐るべし阿部純子。
竹中直人 俳優 映画監督
妊娠、出産、身近な友人たちの事情が実はバラバラなことに驚く。
女性の心境が、写真を繋ぎ合わせたような映像美で描き出される。
竹内由恵 元テレビ朝日アナウンサー
"愛"のかたちは、千差万別。家族、恋人、友人、仕事仲間、
そして、生きとし生けるものすべてにおいて、いろんなかたちで存在している。
映像美もさることながら、"愛"の在り方について、そして、自分自身の不完全性について、
あらためて向き合うきっかけをもらえた作品です。
戸川貴詞 CAELUM代表/NYLON JAPAN編集長
もしも私だったら…
2人の主人公それぞれに感情移入して、映画を見ているというより
自分のアナザーストーリーを見ているようでした。
それほどに、女の人生に起こり得るさまざまな複雑な葛藤や絶望や希望を
リアルに表現している映画です。
こんなにもシスターフッドを感じる邦画は初めてかもしれない。
人生に迷った時、もう一度見たい作品です。
辻愛沙子 株式会社arca CEO / Creative Director
色!色!色!強烈に飛び込んできてくるくる変わって。
キレイで不安定で魅力的な彼女たちの心みたいだ。
かつての彼女たちである大人女性たちの、今の色が美しくてまた沁みる。
内田慈 女優
都会住みの二人の女性が経験した、とある10ヶ月。
性別も、生活も、経験も、まるで違うけど、何故か身に覚えがあった。
自分の20代がフラッシュバックした。
この映画は、多くの若者が経験する「ひとつの季節」を描いているのかもしれない。
上田慎一郎 映画監督
どのシーンを切り取ってもポストカードにできそうな美しい映像。
キラキラして魅力的な日常と、友情がとてつもなく羨ましい。
小春と彩乃それぞれの変化への葛藤が人間臭くてリアルで、映像美も相まって「エモい」です。
山賀琴子 モデル/ブランドディレクター
オープニングの昂揚からラストまで
どうしようもなくどうしようもなかった自分、
too fast to live, too young to dieだった”あの時”の切り取り。
おじさんの僕には、
胸が苦しくも懐かしくそしてあったかくありました。
渡辺淳之介 株式会社WACK 代表取締役
大きな決断をする人も、それを受け入れると決断する人も、不安で足がすくむはず。
戸惑いながらも手を取り合えた時、その繋がりはより強く、美しく輝き出す。
「私なら?」と問いかける、「誰か」であり「私」の物語。
anan編集部
コロナ禍で人生の在り方が問われる今こそ、全ての働く女性に観てほしい。
あるべき姿に悩んでいるくらいなら、自分に正直に生きる。
そう背中を押してくれる、新時代のウーマンエンパワーメントムービー!
ELLE 編集部
我々と同じように東京の街でよく働き、よく遊び、自由を謳歌する二人。
黄色と青で統一された服を身に纏う二人は、
四季折々の色に変化する東京の街と相まって絵画的に美しく、たくましく見えました。
FASHIONSNAP.COM
見慣れた街を舞台にしたストーリーは、それだけで冒頭から引き込まれてしまう。
危なっかしさの一方でどこか抜け目ない彩乃と、時には父性さえ感じさせる小春。
どん底を抱えながら笑い、ぶつかってはまた寄り添う。
そんなふたりを、中目でつい探してしまいそう。
FIGARO JAPON編集部
わたしたちは妊娠したからといって急に母親になるわけじゃない。
母親になったからって急に強くなるわけじゃない。
そんな当たり前のことだけど、
普段向き合えていないことを観る人に優しく教えてくれる作品。
『The Fashion Post』編集部
移りゆく季節と共に静かに変化していくふたりの関係が切なくも美しい。
まるでドキュメンタリーを見ているような緊張感のある映像や、
ファッション、インテリアなど、おしゃれな見どころも満載です!
25ans編集部